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1450kgの車重は旧型より60kgアップしたが、264ps/38.7kg mを発生する2.3Lターボの前にはわずかな差でしかない。
踏みごたえのあるクラッチをミートすると、低いギヤでは簡単に前輪をスピンさせ、コーナーでアクセルを踏みすぎると外側にふくらもうとする。
最近ではめずらしい、豪快という言葉が似合う加速だ。
しかしそれ以外の部分は、旧型よりも確実に大人っぽくなった。6MTはギヤ比が高められたことで、高速道路などでは回転数が下がり、
リラックスしたクルージングが楽しめるようになっている。サウンドはザラついたメカノイズがほぼシャットアウトされ、
新たに採用された2本出しマフラーからの心地いい排気音を聞けるようになった。
ほかのアクセラ同様、乗り心地がなめらかになったのもトピックといえる。小刻みな上下の揺れがほとんど消え去って、
しっとりした感触を味わえるようになっている。同じクラスのヨーロッパ製ホットハッチに負けない、質の高い走りを手に入れたのだ。
試乗の舞台は街なかだったので、ハンドリングをしっかりチェックする機会には恵まれなかったが、
ステアリングはマウントを2点から3点支持にしたおかげで切れ味が確実になっていた点は確認することができた。
(文:森口将之 写真:齋藤 正)
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