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今回のマイナーチェンジ最大のポイントは、2Lエンジンが直噴のDISIになったこと。
シリンダー内に直接ガソリンを噴射するため燃焼がより緻密にコントロールできるうえに、燃料の冷却効果によりノッキングが起こりにくく圧縮比が上げられるのが直噴化のメリット。高出力と燃費の向上が同時にねらえるのだ。
DISIの搭載により、2Lは出力を+3ps、トルクを0.7kgm上げた。一方の燃費は10・15モードで15.0km/Lと0.8km/Lの向上。その結果50%のエコカー減税対象ともなった。
走りの印象もいい。アクセルを踏んだ瞬間の反応が元気なのはいかにもマツダ車らしいところ。しかも中速域の力強さはDISI以前の2Lから明らかに向上しており、アクセルの軽い踏み込みに対してもスルスルと速度を乗せる。
もうひとつ、明確に洗練度を増したのがフットワーク。スポーツを意識するあまりダンピングが強過ぎる傾向だったのを見直し、荒れた路面でもヒョコヒョコしないしっとりとした味わいになった。それに、高速域の直進安定性にさらに磨きがかかったのも特筆すべきポイント。
これらは、より太いタイヤを履くモデルで、その進化度合いが顕著だ。とくに18インチタイヤ装着車は抜群にバランスがよくなった。
こうしたキメ細かい熟成を地道に行なうのも世界戦略車の証しと言えるだろう。
(文:石川芳雄 写真:原田淳)
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