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両車のいちばん大きな違いは、プリウスが幅広い層に向けた高いオールマイティ性を打ち出しているのに対し、CT200hは「レクサスらしさを押し出すためには割り切りも必要」という潔さを持っているところ。たとえば、乗降性や視界の広さなどがそれに該当する。そしてそれとは逆に、座っただけでスポーティだと感じさせるドライビングポジションや、ホールドしつつ長時間座っていても疲れにくいシートなど、視覚的にはもちろん、触感的にもスポーツカーであることを強く印象づけているのである。
実際の走りもとにかくスポーティ。レクサス初のパフォーマンスダンパーやパドルシフトを採用するなど、コーナリング中のボディのねじれやたわみを抑え、操る楽しみを持たせたフラットな走りを強くアピール。ホットハッチのようなキビキビ感とは違い、しっとりとした大人のスポーティな味わいがあるのだ。
とはいえ、もちろんスポーツ一辺倒ではなく、エコ、ノーマル、スポーツと3つのモードが使い分けられるようになっているのでご安心を。加速やパワステのフィーリング、VSCの介入コントロールといった味の違いに加え、エコ&ノーマルはブルー、スポーツモードではレッドと、メーター上部の色を変えたり、パワーメーターとタコメーターが切り替わったりと、視界的にも気分やムードに合わせてくれる。また、内外装を合わせると135通りの多様な組み合わせが可能で、自分だけの1台が作れるというのもプレミアムブランドらしいところだ。
さらに、十分にスペースを確保したラゲッジルームなど、今の時代に選ばれるファーストカーとしての資質も十分。もちろんCd値0.28という空力とも相まって、実用燃費のよさも期待大。エコカーとしての性能もばっちりなのだ。
(文:竹岡圭 写真:齋藤正)
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