インプレッション:スバル レガシィシリーズ
スバル レガシィシリーズ スバル レガシィシリーズ
■プロフィール
 マイナーチェンジされたレガシィシリーズは、進化するとともに、また新たな魅力を加えた。その最たるは、2Lターボ、3Lに採用された3つの出力特性を持つ「SI-DRIVE」。このほか、ワイドなラインアップそれぞれに、注目できる特徴がある。
(発表:2006/5/24 UP:2006/7)
「SI・DRIVE」による新たな走りの可能性と楽しみに注目
 SI-DRIVEは、ECUや電子制御スロットル、AT車のTCUを複合的に協調制御することにより、「インテリジェント」「スポーツ」「スポーツ・シャープ」の3つの走行モードをもたらす。ポイントはそれぞれが意味を持つかだが……。
 早速2.0GTターボでの検証となったが、結論から言えばベリーグッド。3モードそれぞれが明確な特徴を持ち、楽しめる。「インテリジェント」は一般ドライブ用。いかにエンジンが高出力でも、常時フルパワーで走るわけではない。インテリジェント・モードはパワーを抑えた分、10%も燃費がよくなるという。でも、加速性が極端に悪くなれば、高性能車に乗る意味はなくなる。問題はその程度だが、ドライバビリティに優れパワーに不足を感じることもない。
 ならばとスポーツ・モードにすると、なるほどパワーアップ。さらにシャープ・モードにすると、レスポンスが高まりスポーツ性を存分に堪能することができる。ターボパワーが炸裂し、鋭いダッシュを見せるのだ。100km/h時のエンジン回転が示すギヤリングは、6MTの場合6速2400、5速3000、4速3800回転だ。
 2.0GTスペックBのフットワークはホレボレするほど。2.8回転のパワステはほどよくクイックで、そして安定感抜群の姿勢を保ったままスムーズにコーナーを駆け抜ける。2.0GTの5ATでも、限界レベルはともかく基本的なハンドリングは変わらない。走行フィールのよさに、レガシィの熟成された強味を感じた。
(文:横越光廣 写真:犬塚直樹)
スバル レガシィシリーズ 2.0GTスペックB(5AT)のインテリアは、さすがにスポーツライク。3本スポーク・レザーステアリングと、サイズの大きいパドルシフトレバーは操作性がよい。軽量ペダルなど、かなり本格的。 スバル レガシィシリーズ SI-DRIVEのコントロール・スイッチは、左手もとのコンソールにあって操作性はよい。たやすく3モードを選べるのでありがたい。
スバル レガシィシリーズ レガシィシリーズの主力は、なんといってもツーリングワゴン。スポーツワゴンとしての魅力はもちろん、豊富なバリエーション展開も、うれしい特徴のひとつだ。 スバル レガシィシリーズ アウトバックは、オールラウンドで乗りやすい。最低地上高は200mmで、相変わらずラフロードでの走破性は高い。その一方、オンロードでも重心の高さを意識させない。
スバル レガシィシリーズ 2.5L水平対向4気筒OHCは、可変バルブリフト機構を採用するなどして、その性能により磨きをかけた。ドライバビリティが高まり余裕を感じさせる。 スバル レガシィシリーズ 3L水平対向6気筒DOHCは、可変バルブリフトのカムプロファイルの変更や、吸排気バルタイのチューンにより、低中回転域のトルクがアップ。
レガシィB4・2.0GT(5AT)主要諸元
全長×全幅×全高 4635×1730×1425mm
ホイールベース 2670mm
トレッド前/後 1495/1490mm
車両重量 1460kg
エンジン 水平対向4DOHCターボ
総排気量 1994cc
最高出力 260ps/6000rpm
最大トルク 35.0kgm/2000rpm
10・15モード燃費 13.0km/L
サスペンション前/後 ストラット/マルチリンク
ブレーキ前後 Vディスク
タイヤ前後 215/45R17
バリエーション&価格
レガシィツーリングワゴン 210万〜334万9500円
レガシィB4 208万9500〜483万円
アウトバック 268万8000〜339万6750円
※価格は全国メーカー希望小売り価格。
TOP > クルマ情報 > ニューモデル試乗 > スバル レガシィシリーズ