インプレッション:トヨタ ランドクルーザー100
トヨタ ランドクルーザー100 トヨタ ランドクルーザー100
■プロフィール
 今夏、いよいよレクサス店を国内にもオープさせるトヨタ。そんな同社を代表する高級SUV、ランドクルーザー100系、そしてシグナスがマイナーチェンジを遂げた。
 その内容は、エクステリア意匠の変更と環境性能の充実。今回試乗したのは100系・VXリミテッド・Gセレクションだが、まずエクステリアではレンズカットを一新したヘッドライトデザインが目新しい。フロントグリルも変更して、マスクをリフレッシュ、リヤコンビランプもテール&ストップ部にLED式を採用した。また「環境性能の充実」は、10・15モード燃費が従来の6.1km/Lから6.5km/Lに向上、平成22年度燃費基準を達成することになった。
(発表:2005/04/20 UP:2005/08)
国産最高峰のSUV、円熟のマイナーチェンジ
 リリースでは小変更におさまった今回のマイナーチェンジだが、ランクル100の走りには、さらに磨きがかかったように思える。加速ダッシュはあくまで滑らかで、高速道路では気がつくと法定速度を軽々とオーバーしてしまう。しかしエンジンの静粛性に優れ、またシャシーの安定感も高いので、それほどの速度感がまったくない。そしてそんな巡航状態からアクセルを一気に開けると、スーパーインテリジェントATはすぐさま5速から3速までキックダウン、その変速ショックもまったく感じさせないまま2.5トンに迫る巨体を軽々と加速体勢に移す。
 減衰力4段調整のスカイフックTEMSは、「コンフォート・ソフト」側では揺り返しやロールが大きく、「スポーツ・ハード」側では突っ張る感じがあるし、突き上げの大きさでリヤ乗員に不満が出る。「コンフォート・ハード」と「スポーツ・ソフト」の2段式で事足りる。
(文:高坂義信 写真:犬塚直樹)
トヨタ ランドクルーザー100 ウッド&レザーのステアリングやウッドパネルなどが高級感を演出。ただしメモリー機能付きの電動チルト&テレスコピック機能や、G-BOOK対応DVDナビはオプション。 トヨタ ランドクルーザー100 フルサイズボディだけに、セカンドシートの居住性も余裕たっぷり、リクライニングも可能だ。背もたれと座面は6対4に分割式。
トヨタ ランドクルーザー100 本革パワーシートもオプション装備。センターアームレストを兼ねるコンソールボックスには、小物入れと「冷蔵庫」が備えられている。 トヨタ ランドクルーザー100 リヤコンビランプのうち、テール&ストップランプはLED化。省電力と視認性の向上に貢献、リヤビューも斬新なものになった。
トヨタ ランドクルーザー100 サードシートも3人掛け、大人が乗ってもガマンできないほどではない。収納は左右はね上げ式、またシート本体の脱着も可能だ。 トヨタ ランドクルーザー100 ワゴンに搭載される4.7L V8エンジンは、スペックは従来どおりながら燃費性能が若干向上。角の取れたフィーリングも生まれた。
ランドクルーザー100 VXリミテッドGセレクション(5AT)主要諸元
全長×全幅×全高 4849×1940×1890mm
ホイールベース 2850mm
トレッド前/後 1620/1615mm
車両重量 2430kg
エンジン V8DOHC
総排気量 4663cc
最高出力 235ps/4800rpm
最大トルク 43.0kgm/3600rpm
10・15モード燃費 6.5km/L
サスペンション前/後 ダブルウイッシュボーン/トレーリングリンク
ブレーキ前後 Vディスク
タイヤ前後 275/65R17
バリエーション&価格
ワゴン
VX 4.7L 403万2000円
VXリミテッド 4.7L 445万2000円
VXリミテッドGセレクション 4.7L 495万6000円
バン
VX 4.2L 443万1000円
VXリミテッド 4.2L 493万5000円
※価格は全国メーカー希望小売り価格。
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