インプレッション:フォルクスワーゲン ジェッタ
フォルクスワーゲン ジェッタ フォルクスワーゲン ジェッタ
■プロフィール
 第5世代となるジェッタは、コストパフォーマンス抜群の注目の4ドアサルーンだ。ボーラと名乗った先代と比べるとボディサイズはひとまわり大きくなり、ミディアムクラスとしても十分に通用する。ジェッタは、上級セグメントへシフトするVWの意欲を象徴するかのよう。ラインアップは、2L FSI搭載の2.0、同ターボの2.0Tの2タイプ。
(発表:2006/1/23 UP:2006/3)
高い実力と質感を備えたコストパフォーマンス抜群の高性能4ドアサルーン
 6速DSGを備える2.0Tのポテンシャルはインパクト抜群。フル加速時のシフト回転数は6800回転で、一気の高まりを見せる。Dレンジホールドでさえ存分にパワフル感が味わえるのだから、レスポンスのよいDSGを駆使すれば本領発揮。セレクトレバーのシーケンシャル操作でもステアリングのパドルシフトでも、小気味よいアップ&ダウンが自在にキメられ、200馬力をフルに生かすことができる。ターボとはいえ、タイムラグもなければピーキーでもなく全域スムーズ。とくに中速域からのキレはシャープで、スポーツフィールを堪能できる。
 2.0Tの100km/hは6速2400、5速2800、4速3600、3速4900回転で高速走行は余裕。これは150馬力・6ATの2.0にも当てはまり、パワーは十分でスポーティでもある。6速100km/hは2200回転相当で、なかなか快適だ。
 2.0Tがパワフルなのは、トータルで言えること。最初は軽すぎるかと感じる3回転弱のパワステは、走ってみるとしっかりとした保舵感があり手ごたえたしか。とくにハイスピードコーナリング時には、安定した姿勢を保ったまま思いどおりのラインをトレース。ゴルフGTIよりは若干マイルドなようだが、クイックさとスタビリティの高さにはホレボレだ。サスは硬めでも、ショックに角がない乗り心地もグッド。強いて弱点をあげれば、路面によってわずかに気になるロードノイズと風切り音か……。
(文:横越光廣 写真:内藤敬仁)
フォルクスワーゲン ジェッタ レザーリム電動ステアリングは、テレスコ&チルト機能&マルチファンクション・スイッチ付き。メーターやスイッチ類は配置、デザインともに上々で上質感もある。ポジション的にも申し分ない。 フォルクスワーゲン ジェッタ 後席シートはゆったりサイズ。好感触で座り心地がよい。居住スペースは広々。前後ともドアが大きく開き、乗降性もよい。視界良好、全体にくつろげる。
フォルクスワーゲン ジェッタ スポーツレザーの電動シートはリフト可変量が大きく、スポーツ派にはこたえられない低めの着座高がとれる。全体に微調整が効き万全のポジションを提供。 フォルクスワーゲン ジェッタ スポーティかつエレガントなフォルムは、Cd値0.31と空力的。ガスディスチャージヘッドランプ/ウォッシャー、フォグランプなど装備は充実。
フォルクスワーゲン ジェッタ トランクリッドはリンク式で、90度以上に大きく開く。容量はなんと527Lで先代のボーラより72L増。後席は分割可倒、中央には長尺荷用のスルーを持つ。 フォルクスワーゲン ジェッタ 2.0FSI(直噴)はオールアルミ合金製。最大過給圧0.8バールのインタークーラー付きターボは1800〜5000回転で最大トルクを発生。
フォルクスワーゲン・ジェッタ2.0T(6AT)主要諸元
全長×全幅×全高 4565×1785×1450mm
ホイールベース 2575mm
トレッド前/後 1525/1510mm
車両重量 1490kg
エンジン 直4DOHCターボ
総排気量 1984cc
最高出力 200ps/5100〜6000rpm
最大トルク 28.6kgm/1800〜5000rpm
10・15モード燃費 12.6km/L
サスペンション前/後 ストラット/4リンク
ブレーキ前/後 Vディスク/ディスク
タイヤ前後 225/45R17
バリエーション&価格
ジェッタ2.0 289万円
ジェッタ2.0T 359万円
※価格は全国メーカー希望小売り価格。
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