インプレッション:レクサス IS
レクサス IS レクサス IS
■プロフィール
 プレミアムブランド「レクサス」の現時点でのエントリーカーはISとなる。アルテッツァ時代のスポーツサルーンから、ISではスペシャリティサルーンへと進化。ラインアップは、2.5LのIS250と直噴3.5LのIS350。搭載エンジンはすべてV6となる。また、IS250にはAWDも用意されている。
(発表:2005/7/26 UP:2005/10)
実力はもちろん、上級感もあるスペシャリティサルーン
 事前のプロトタイプの試乗では、IS250のロードホールディングはイメージダウン。ツイスティなコースをハードに走ると、横剛性不足で、全体に頼りなげだった。が、それがまず改善され、そこそこしなやかなフットワークを見せてくれた。ハンドリングも素直になった。その一方で、バージョンSはサス設定が硬めで、走っていて少々落ちつかない。レクサスの性格からすれば、もう少し穏やかなフィールが望まれる。
 その点で、もっとも残念に思えたのはAWD。ロードノイズをはじめとする快適性と、コーナーでの姿勢変化の大きさがいまひとつだった。
 もっとも印象がよかったのは、IS350バージョンS。連続するコーナーでは、意外なほどしなやかな身のこなしをみせるとともに、優れたロードホールディングを発揮。ロールが気になったIS350の標準車と比べても、シリーズいちばんの好バランスと思えた。
 加速性は、IS250、IS350ともにV6らしくスムーズで力感もある。IS250で十分だが、IS350ではなお力強く、思った以上の速さに目を見張る。Dレンジフル加速では、およそ6500回転でシフト。100km/hは6速1900、5速2300、4速3200、3速4400、2速6500回転相当。このギヤリングは、IS250もIS350も変わらない。レスポンスのよいパドルシフトを駆使すれば、スポーツムードはがぜん盛り上がる。
 なかでもIS350バージョンSの走りっぷりにはホレボレさせられた。レクサスISのトップグレードらしく、しなやかで上質な走行フィールを身につけているところがよい。
(文:横越光廣 写真:中村宏祐)
レクサス IS シンプルでありながら高級感をたたえるインテリア。ドアまわりが大きく外側にラウンドし、ゆったりしたスペースをもたらす。スポーティな大径メーターの視認性もよい。 レクサス IS 後席スペースは必要十分。シートはサポート性もよく、上級感も味わえる。バージョンLとSには、トランクスルー機構、小物入れ付きのアームレストが標準。
レクサス IS IS350バージョンLのシートは、ポジションメモリー・ベンチレーション機能、ヒーター付きレザーで、フィット感もある。8ウェイパワーは全車に共通。 レクサス IS アルテッツァのイメージを残すプロポーションは、エレガントさとスポーティ感が不思議なバランスを見せる。よく見るとなかなかの迫力だ。
レクサス IS トランク容量は378L。トランクスルー付き。2分割ラゲッジマットなどで上級感を演出。 レクサス IS 新開発の直噴3.5L V6は、高回転まで至ってスムーズで、十分にパワフル感も味わわせてくれる。6ATとのマッチングも上々。
レクサスIS350(5AT)主要諸元
全長×全幅×全高 4575×1795×1430mm
ホイールベース 2730mm
トレッド前後 1535mm
車両重量 1600kg
エンジン V6DOHC
総排気量 3456cc
最高出力 318ps/6400rpm
最大トルク 38.7kgm/4800rpm
10・15モード燃費 10.0km/L
サスペンション前/後 ダブルウイッシュボーン/マルチリンク
ブレーキ前後 Vディスク
タイヤ前・後 225/40R18・255/40R18
全国メーカー希望小売り価格
390万〜525万円
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