インプレッション:レクサス GS
レクサス GS レクサス GS
■プロフィール
 営業上のすべてのサービス面を含め、プレミアム性を追求しようというのがレクサス。そこに新しく強力なブランドが確立されるかどうかが興味深い。世界的にも注目されるレクサスのフラッグシップはGSと言っていい。ラインアップはV8搭載のGS430と直噴V6のGS350。
(発表:2005/7/26 UP:2005/9)
ハイクオリティな走行フィールこそレクサス・ブランドの象徴
 最先端のテクノロジーを装備したGS430は、さすがにインパクトがある。新採用のアクティブステアリング(VGRS)をはじめとするシャシー系の制御と18インチランフラットタイヤのマッチングは上々で、剛性感十分な安定性抜群のフットワークを身に付けている。
 ワインディングロードでの走りはじつにスムーズ。しかもスタビリティは高く上質な乗り味がこたえられない。2.8回転のパワステに対し、マイルドでいて素直なハンドリングを披露。だれが乗っても扱いやすく、重厚感のある走りっぷりに、フラッグシップとして納得させられる。
 これが、GS350となるといささか味付けが変わる。サスフィールは少々マイルドに、相対的にはロールが大きめになるが、その一方でスポーティ感が味わえるのもたしか。ただスタビリティは430には及ばない。
 もうひとつGS350シリーズで注目できるのはAWD車。前30対後70%と、FRと同等の操舵感をもたらし、しかも好バランス。安定感のある走りっぷり、そこも評価できる。
 GS430の加速性は、言うまでもなく力感十分でスムーズ。Dレンジフル加速では6000回転シフト時までストレスなく吹け上がる。シルキーと言ってもいい加速フィールが魅力で、トヨタのV8のなかでもノイズが抑えられている。100km/hは6速1600、5速2000、4速2800、3速3800、2速5500回転たらずで、余裕十分。
 GS350の加速フィールは力感があるばかりかスムーズ。フィールからすれば、スポーツ性ならGS350、クオリティならGS430。
(文:横越光廣 写真:犬塚直樹)
レクサス GS シンプルかつ高級ムードをかもし、全体に統一感のあるデザインがレクサスの主張。少しも派手ではなく、上品な高級感に好感が持てる。ステアリングは、テレスコ&チルト式。 レクサス GS 後席の居住性は、レクサスにふさわしい。シートの座り心地がよいのは当然として、ただ快適というのではないスペシャルティ感を味わわせてくれる。
レクサス GS スポーツレザーシートは、さりげない高級感がこたえられない。タッチは硬めだが体にフィット。もちろん電動式で、細やかに制御できてポジションは快適。 レクサス GS エレガントでいてダイナミック。それがレクサスのプロポーションに対するファーストインプレッション。フェンダーとホイール間にスキがなく、それが路面をしっかりホールドした安定・重厚感をもたらす。
レクサス GS GS430には、18インチランフラットタイヤが装着される。見た目がよく、性能とフィールも上々だ。 レクサス GS 新開発の3.5L直噴V6は、全域でスムーズ。吸排気連続バルタイの採用などにより、2000〜6500回転まで最大トルクの90%以上を発生。
レクサスGS430(6AT)主要諸元
全長×全幅×全高 4830×1820×1425mm
ホイールベース 2850mm
トレッド前/後 1535/1540mm
車両重量 1700kg
エンジン V8DOHC
総排気量 4292cc
最高出力 280ps/5600rpm
最大トルク 43.8kgm/3400rpm
10・15モード燃費 9.1km/L
サスペンション前/後 ダブルウイッシュボーン/マルチリンク
ブレーキ前後 Vディスク
タイヤ前後 245/40R18
全国メーカー希望小売り価格
520万〜630万円
※北海道地区のみ価格が異なる。
TOP > クルマ情報 > ニューモデル試乗 > レクサス GS