試乗:フォード エクスプローラー・スポーツトラック
フォード エクスプローラー・スポーツトラック フォード エクスプローラー・スポーツトラック
■プロフィール
 エクスプローラー・スポーツトラックはその名前からもわかるように、エクスプローラーの派生モデル。2列目シートより後方をベッド(荷台)としているのが特徴だ。そのためホイールベースを延ばし全長は5370mmとなり、それに伴いラダーフレームにクロスメンバーを2本追加している。よりヘビーデューティな使用に耐えられるようにするためである。
 モデル名はカタカナだと「トラック」だが、英字スペルを見るとピックアップトラックのそれではなくTracとなる。これは「道」や「フィールド」を表し、「道なき道を行く=自由な発想」という意味が込められているという。
 フォードの4WD&ピックアップトラックの技術を傾注したこのクルマは、4L V6・SOHCエンジン+5ATの1グレード。左ハンドルの5名乗車という設定。
(発表:2007/6/20 UP:2007/6)
ライフスタイルをも変える力を持つ1台。ゆったりした乗り心地も◎
 さて、それでは実際に走った印象だが、3mを超えるホイールベースのためか、意外に乗り心地はゆったりしている。エクスプローラーゆずりの4輪独立懸架式サスペンションという、この手のアメリカ系SUVでは珍しい形式のためか、想像とは違う乗り味だ。路面によってはピッチングが気になる場面もあるが、イメージ以上であることはたしか。今回は試せなかったが、高速道路では相当いいという話も聞く。
 ボディサイズは、数字的には全長のみやや気になるが、それも走り出してしまえば関係ない。今回は車庫入れも試したが、リヤがベッドになるため視界はよく、苦にならない。このあたりはピックアップの運転経験を持つ方ならおわかりいただけるはずだ。
 そのベッドだが、今回はうれしいことにハードカバーまで付いている。しかもロック機構もあるので使い勝手は申し分ない。ウエットスーツやライフジャケットを置いたり、釣った魚を持ち帰るなんてワザも可能。「あったらいいな」がここにある、ライフスタイルを変える1台だ。
(文:九島辰也 写真:保坂寛)
フォード エクスプローラー・スポーツトラック 素材、デザインともに、インパネはエクスプローラーに準ずる。メッキのフチ取りをしたホワイトメーターもガングリップタイプのシフトレバーも共通。本革巻きステアリング、6連奏CDチェンジャーなど装備も充実している。 フォード エクスプローラー・スポーツトラック 6対4の分割可倒式リヤシート。2名乗車なら室内の荷物置き場として活用できる。もちろん安全対策も施され、サイドカーテンエアバッグを装備する。
フォード エクスプローラー・スポーツトラック シート素材はクロスを採用。運転席は6方向のパワー調整ができる。当然だが、ドライビングポジションはほとんどエクスプローラーと変わらない。 フォード エクスプローラー・スポーツトラック SUVのCピラー以降をベッドにしたダブルキャブピックアップのスタイリング。作業トラックとは違うスポーティさがあるのが特徴。ボディカラーは4色用意されるが、ブラック以外は受注生産をとる。
フォード エクスプローラー・スポーツトラック ピックアップトラックのナンバー1セラーであるフォードは、そのノウハウをちゃんと提供している。ベッドの頑丈さ、収納ボックスの採用、カバーなど、内容は盛りだくさんだ。 フォード エクスプローラー・スポーツトラック 213馬力を発揮する4L V6・SOHCを搭載する。エクスプローラーやマスタングと共通ユニットだ。荒々しさはなく洗練されている印象を受ける。トランスミッションは5AT。
フォード・エクスプローラー・スポーツトラックXLT(5AT)主要諸元
全長×全幅×全高 5370×1870×1840mm
ホイールベース 3315mm
トレッド前/後 1550/1580mm
車両重量 2230kg
エンジン V6SOHC
総排気量 4009cc
最高出力 213ps/5100rpm
最大トルク 35.1kgm/3700rpm
サスペンション前後 ダブルウイッシュボーン
ブレーキ前/後 Vディスク/ディスク
タイヤ前後 245/65R17
バリエーション&価格
エクスプローラー・スポーツトラックXLT 398万円
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