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しかし実際の「走り」という点では、2.3LのXLTのほうに光るものを感じた。たしかに高速道路での余裕は、3Lのリミテッドに分があるように思えるが、エンジンピックアップのよさ、軽快なハンドリングなど、ドライバーが感じる「気持ちよさ」は、XLTのほうが優れている。2台を乗り比べてしまうと、リミテッドはなんとなく重ったるく、加速のパンチ感がいまひとつ。またハンドリングも曖昧なところがあって、直進性が落ち着いてこない。
これはおそらく、エンジンの違いによるフロントの重さ、それに装着タイヤ(XLT=215/70R16、リミテッド=235/70R16)のせいもあるかもしれない。ついでに言えば、リミテッドの本革シートは体の座りが悪く、ホールド性にちょっと違和感を感じた。
ちなみに4WDシステムは、FFをベースに状況に応じリヤにもトルク配分する「コントロール・トラックU」AWD。今回はオフを走る機会はなかったが、このシステム自体はトレース性に優れたところを見せてくれたし、より路面コンディションの悪いときには「ロック」モードも使える。冬道では重宝しそうなシステムだ。
(文:高坂義信 写真:森山俊一・犬塚直樹)
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