インプレッション:日産 キューブ&キューブキュービック
日産 キューブ&キューブキュービック 日産 キューブ&キューブキュービック
■プロフィール
 マーチの男の子向けバージョンとして、誕生したキューブ。左右非対称の個性的なデザインと、箱型ボディによる使い勝手のよさが話題を呼び、男の子はもちろんのこと、予想以上に女の子の支持を集めて大ヒット。その後、プチバン仕様の3列シートのキューブキュービックも加わり、さらにさまざまな異業種とのコラボレーションバージョンなども登場し、オシャレなコンパクトカーとして、市民権を得た1台。今回のマイナーチェンジでは、エクステリア&インテリアを変更。また、1.5Lエンジンも追加され、グレード体系も見直されている。
(発表:2005/5/24 UP:2005/7)
扱いやすさと快適性を備えた1.5Lエンジンを新たに搭載
 外観的には、もともと個性的だったキューブ&キューブキュービックのエクステリアのイメージを損なわないよう、よりポップな雰囲気を前面に押し出したといった感じにまとまっている。とくに目を惹くホイールのデザインなど、遊び心をここまで盛り込める潔さからは、日産というメーカーの元気のよさまで伝わってくる。
 パワートレイン系では、ティーダ&ノートに搭載されている1.5L&エクストロニックCVTが起用されたのが特筆ニュース。また、キューブキュービックにe-4WDがラインアップされたのも、ユーザーの幅を広げそうだ。
 さて、この新エンジン、低速からトルクがフラットに出力されるタイプなので、街なかをチョコマカと走り回るコンパクトカー的用途を考えても非常に扱いやすい。また、パワーも申し分ないので、ロングドライブを想定しても、今まで以上に快適なクルージングが楽しめる。発進時などでは、CVTのストレスもほとんどなく、ピッタリマッチと言っていいだろう。
 ただひとつ残念なのは、パワーステアリングのフィーリングがあまり改善されていないこと。切り始めの引っ掛かり感や、戻すときのゴロゴロ感がもう少しスムーズだとウレシイところだ。
(文:竹岡圭 写真:犬塚直樹)
日産 キューブ&キューブキュービック センタークラスターの形状が変更され、より使いやすさが向上。メーターも新デザインのホワイトメーターとなり、視認性とともに、オシャレ感もアップ。シルバー加飾も増えて、質感も上がった。 日産 キューブ&キューブキュービック レイアウトは変わってないので、お世辞にも広いといえないキュービックの3列目。が、エマージェンシーシートとしてはウレシイ装備。
日産 キューブ&キューブキュービック はっ水加工を施した、シルキースエードシートの採用や、ドアトリムのクロス張り化などで、使い勝手とともに質感が向上したキューブ。 日産 キューブ&キューブキュービック キューブキュービックの2列目シートは、ダブルフォールディング式。3列目と併せて、フラットで広いラゲッジスペースを作り出せる。
日産 キューブ&キューブキュービック ランプ類やバンパーなど、目に付くところが変更されているが、「キューブだ!」とひと目でわかる個性はそのまま生かされている。 日産 キューブ&キューブキュービック 従来からの1.4Lでも街なかは十二分だが、さすがに1.5Lともなると、走りに余裕が生まれる。マッチングもいいので、ロングドライブにはこちらがオススメ。
キューブ 15M(CVT)主要諸元
全長×全幅×全高 3730×1670×1640mm
ホイールベース 2430mm
トレッド前/後 1470/1465mm
車両重量 1100kg
エンジン 直4DOHC
総排気量 1498cc
最高出力 109ps/6000rpm
最大トルク 15.1kgm/4400rpm
10・15モード燃費 18.0km/L
サスペンション前/後 ストラット/トーションビーム
ブレーキ前/後 ディスク/L&Tドラム
タイヤ前後 175/65R14
全国メーカー希望小売価格
キューブ 134万1900〜163万5900円
キューブキュービック 149万9400〜176万1900円
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