インプレッション:ホンダ CR-V
ホンダ CR-V ホンダ CR-V
■プロフィール
 マイナーチェンジというには、内容のある変更が成されたのがCR-V。エンジンは2.4Lに拡大、ミッションも5ATへ。さらに、4WDシステムを新リアルタイム4WDへと改めた。グレードはiL、iL-Dの2つに絞られている。
(発表:2004/9/22 UP:2004/10)
新型4WDシステム&2.4Lエンジン搭載でさらなるグレードアップ
 走り出すとすぐに、上級化したフィールが伝わってくる。従来は2Lで4ATなのだから当然ともいえる。が、加速フィールのスムーズさ、力感の差は想像以上。Dレンジに入れ、80%ほどの感覚でアクセルを踏むと、なんのストレスも感じさせないまま100km/h以上の高速に達するほどなのだ。その余裕と、静かさを含めての快適感は、2.4L直4のレベルを超えている。よりキャパの大きい6気筒並みとさえいえる。
 そのまま高速クルージングを味わったが、上級感はますます高まるばかり。というのも、乗り心地がマイルドだからだ。骨太のSUVというイメージからすれば、これは意外だった。
 たしかに従来のCR-Vも乗り心地はよかったが、新型はショックに角がなくソフトタッチの具合よさが好印象。トリッキーな路面にもトライしたが、不当な突き上げとかボディのきしみとかがなく、安心して乗っていられた。それも、ボディが剛性的にもしっかりしているおかげからなのだろう。ハンドリングは素直な部類で扱いやすい。オン/オフロードにかかわらず、とくに腰高な感じもない。
 注目できるのは、オフロードで高まった走破性。従来のデュアルポンプシステムから新リアルタイム4WDへ変更。ワンウェイカムユニットとパイロットクラッチを加えることで、FFと4WDの切り替えがタイムラグなく、よりスムーズになったのが大きい。またVSAとDBWの協調制御というフォローもあって、悪路で違和感なく、安定した走りを体感。これなら、シティ派、または軟弱とまで言われた従来車のイメージも一新されることうけあいだ。
(文:横越光廣 写真:犬塚直樹)
ホンダ CR-V 本革巻きステアリングにインパネから生える本革巻きATセレクトレバー、視認性のよい自発光式の3連メーターがスポーツ性とプレミアム感を高める。室内のカラーはブラックとベージュの2色を設定。 ホンダ CR-V 後席スペースは広々としていて、優れた居住性を備えている。6対4分割ダブルフォールディングシートは、左右独立スライドとリクライニング機構が付く。
ホンダ CR-V シートは、素材にソフトウィーブ&トリコットの新表皮を採用、手触りが優しい。サイズがゆったりしていて、座り心地がよいのも、うれしい特徴のひとつ。 ホンダ CR-V メッキ仕上げのフロントグリル、空力処理された新デザインのF/Rバンパー、サイドシルガーニッシュを採用するなど、上級感を強調。
ホンダ CR-V ガラスハッチを持つ横開きのテールゲートは、開口部が広く荷物の出し入れがしやすい。容量は標準時でも628L。多彩なシートアレンジにより断然の広さに。 ホンダ CR-V 2.4LエンジンはVTEC、VTCを組み合わせた高知能ユニット。iL-D・4WDは平成22年度燃費基準+5%レベルを達成、グリーン税制の優遇可。
CR-V iL-D 4WD(5AT)主要諸元
全長×全幅×全高 4540×1785×1710mm
ホイールベース 2620mm
トレッド前/後 1535/1540mm
車両重量 1520kg
エンジン 直4DOHC
総排気量 2354cc
最高出力 160ps/6000rpm
最大トルク 22.4kgm/3600rpm
10・15モード燃費 11.0km/L
サスペンション前/後 ストラット/ダブルウイッシュボーン
ブレーキ前/後 Vディスク/ディスク
タイヤ前後 215/60R17
バリエーション&価格
iL 4WD 224万7000円
iL-D 2WD 222万6000円
iL-D 4WD 241万5000円
※価格は全国メーカー希望小売り価格。
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