インプレッション:トヨタ クラウンマジェスタ
トヨタ クラウンマジェスタ トヨタ クラウンマジェスタ
■プロフィール
 長年にわたる功績からして、トヨタの象徴となるのは間違いなくクラウン。シリーズは、アスリートなどバラエティに富むが、頂点に位置づけられるマジェスタを忘れてはいけない。マイナーチェンジで一段とコンフォート感を高め、マジェスタとしての存在感が強調された。
(発表:2006/7/3 UP:2006/9)
さらにコンフォート感をレベルアップした新型マジェスタ
 マイナーチェンジは外観上の意匠変更だけではない。サスペンション系をソフト化し、乗り心地面での上級感を重視。それはCタイプに乗ってすぐに体感できた。電子制御エアサスは、ノーマルとスポーツモードでは明らかな差がある。従来車との違いは、スポーツモードでのゴツゴツ感がなくなったこと。プレミアムなマジェスタとしては、うなずける快適フィールだ。
 かといって、最上級のマジェスタとはいえドライバーズカーに変わりはないのだから、ハンドリングが犠牲になっては話にならない。3.5回転の軽いパワステに素直にこたえてくれるだけに、たとえタイトコーナーの連続する山道であろうとも、持て余すことはない。スタビリティがどうこうという世界ではないが、意外なほどスムーズにコーナーをクリアしていくのには好感が持てた。
 もちろん、力感十分な4.3L V8は、高回転まで軽やかに吹き上がる。Dレンジフル加速では6200回転でシフトというから、かなりの実力派でもある。100km/hは6速1600、5速2000、4速2800、3速3800、2速5500回転たらずと高速走行時でも余裕満点、マジェスタらしさを味わうことができる。
 4WDは3.2回転のパワステがさらに軽く、サスフィールはフワフワ感があって、ハンドリングに頼りなさを感じた。クラウンは、どうも4WDが鬼門のように思えてならない。
(文:横越光廣 写真:犬塚直樹)
トヨタ クラウンマジェスタ 高級感満点至れり尽くせりの室内は、乗員に優越感をもたらすはず。電動チルト&テレスコ・ステアリングは、オールチルトアウェイ&リターン機構付き。車速表示・交差点ナビ表示のヘッドアップディスプレイ付き。 トヨタ クラウンマジェスタ 後席は4対2対4分割パワーシート。リクライニングが心地よく、スペースも広いのでゆったりとくつろげる。アームレストには各種装備のスイッチを装備。
トヨタ クラウンマジェスタ マルチアジャスタブル・パワーシートは、運転席8ウェイ、助手席4ウェイ。Cタイプは静電気帯電防止&脱臭機能付きのジャカード織物表皮を採用する。 トヨタ クラウンマジェスタ 重厚かつスマートなスタイルが、マイチェンでさらに映える。フロントのグリル、ヘッドランプ、バンパー、リヤ・コンビランプの意匠変更によりイメージアップ。インテリアも高級感を高めた。
トヨタ クラウンマジェスタ イージークローザー付の電動トランクリッドは、デュアルリンク式で90度以上に大きく開く。広々とした荷室の容量は521Lにもおよび、使いでがある。 トヨタ クラウンマジェスタ 3UZ-FE型4.3L V8は、ボア×ストロークが91.0×82.5mmというオーバースクエア。高回転域まで軽やかなのもうなずける。10・15モード燃費は9.1km/L。
クラウンマジェスタCタイプ(6AT)主要諸元
全長×全幅×全高 4975×1795×1465mm
ホイールベース 2850mm
トレッド前後 1535mm
車両重量 1690kg
エンジン V8DOHC
総排気量 4292cc
最高出力 280ps/5600rpm
最大トルク 43.8kgm/3400rpm
10・15モード燃費 9.1km/L
サスペンション前/後 ダブルウイッシュボーン/マルチリンク
ブレーキ前後 Vディスク
タイヤ前後 215/55R17
バリエーション&価格
Aタイプ 567万円
Cタイプ 614万2500円
Cタイプ・Fパッケージ 661万5000円
Cタイプ i-Four 642万6000円
Cタイプ i-Four・Fパッケージ 689万8500円
※価格は全国メーカー希望小売価格。北海道・沖縄地区のみ価格が異なる。
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