インプレッション:トヨタ カローラ
トヨタ カローラ トヨタ カローラ
■プロフィール
 9代目にあたる現行カローラがマイナーチェンジを受けた。現行モデルのデビューは平成12年8月で、13年と14年にそれぞれ一部改良を受けている。先代カローラと現行カローラのモデルチェンジサイクルが6年であったことからも、今回のマイナーチェンジはルーティーンのものと考えていいだろう。
 カローラセダンにはノーマルグレードにXとG、上級グレードにラグゼールがあり、もちろんその両方が変更を受けた。おもな変更点は、内外装のリフレッシュと環境対策の向上。
  全車が低排出ガス車認定制度における「平成17年基準排出ガス50%低減レベル」を達成。さらに1.5Lの2WD車と1.3L搭載車は、「平成22年度燃費基準+5%」も達成した。
(発表:2004/4/27 UP:2004/6)
内外装をリフレッシュするとともに装備を充実
 試乗したのは上級モデルとなるラグゼール。基本的には機能面での変更は受けてない。17年排ガス規制対応による、ドライブフィールへの影響も感じることはない。
 ウェット路面での試乗となったため、限界性能的な部分にはチェック不足もあるが、全体的には落ちついていて好フィールだ。ただし、大きな段差を乗り越えたときのショックは、意外なほど大きい。
 装備は(とくにラグゼールなので)非常に豪華。試乗車はプレミアムエディションと呼ばれるタイプで、レザーシートやレザー&木目調のステアリングなどが装着される。
 これはコンパクトセダンのユーザー年齢層が上がり、高級志向が強くなっていることが大きく影響した現象だ。日産のブルバードシルフィなども同様に高級志向が強い。ラグゼールに乗っていて、平成8年に日本に導入されたクライスラー・ネオンのことが思い出された。クルマ業界では、アメリカで起きた現象が日本に伝わるのに約10年かかると言われる。
(文:諸星陽一 写真:犬塚直樹)
トヨタ カローラ インパネデザインも変更。トヨタのセダン系に共通となりつつある左右に広がり感を持たせたものとなった。メーターは横方向が長い楕円のデザインを採用。ラグゼールは、明るい木目調パネルが多用され上級の雰囲気が持たされている。 トヨタ カローラ カップホルダー2個が付いた幅広のセンターアームレストは、Xグレードを除いて標準装備。
トヨタ カローラ ラグゼールは電動パワーシートを標準装備。プレミアムエディションはレザーシートとなる。 トヨタ カローラ 従来はリヤコンビネーションランプのなかにバックアップランプを内蔵していたが、今回よりバックアップランプはナンバープレート横に移動。トランクリッドもラウンドしたデザインとなった。
トヨタ カローラ タイヤハウスの張り出しを最小限に抑え、巧みに処理した広めのトランク。リヤシートは6対4分割可倒式。 トヨタ カローラ ラグゼールに搭載されるエンジンは1.8Lの直列4気筒。後方排気方式が採用されている。
カローラ1.8ラグゼール(4AT)主要諸元
全長×全幅×全高 4410×1695×1470mm
ホイールベース 2600mm
トレッド前/後 1480/1460mm
車両重量 1100kg
エンジン 直4DOHC
総排気量 1794cc
最高出力 132ps/6000rpm
最大トルク 17.3kgm/4200rpm
10・15モード燃費 16.0km/L
サスペンション前/後 ストラット/トーションビーム
ブレーキ前/後 Vディスク/L&Tドラム
タイヤ前後 185/70R14
バリエーション&価格
1.8ラグゼール・プレミアムエディション 4AT 200万5500円
1.8ラグゼール 4AT 191万1000円
1.5G 5MT/4AT 153万3000円/161万7000円
1.5X 5MT/4AT 136万5000円/144万9000円
1.3X 5MT/4AT 130万2000円/138万6000円
※価格は全国メーカー希望小売り価格。1.8Lおよび1.5LのATモデルのみ4WDの設定あり。21万円高。
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