インプレッション:ホンダ シビック
ホンダ シビック ホンダ シビック
■プロフィール
 昭和47年に初代がデビューしてから、シビックはファミリーカーのベンチマークとなってきた。8代目となる新型は、歴代モデルの方向性とは決別。サイズアップしたボディは4ドアサルーンの1タイプのみ。性格は一段とスポーティに若々しくスイッチ。パワートレーンは1.8L+5AT/5MTとハイブリッド+CVTの構成だ。
(発表:2005/9/22 UP:2005/11)
8代目はクオリティとスポーティ感がシンクロしたスペシャルティ・サルーン
 新型は、すべてにおいて従来型とは次元が異なる。従来車まではファミリーカーに違いなかったが、新型はスペシャルティ要素のあるスポーティ・サルーンと言うほうが適切だ。
 それを表すように、いかにもホンダ車らしく1.8Lレベルをはるかに超える走行性能をあらゆるシーンで披露してくれる。フル加速時には6500回転でシフトされるまで、何のストレスも感じさせず軽快スムーズに吹き上がり、加速力には力強さを感じさせる。
 唯一気になるのは、加速時に若干エンジン音が耳に付くこと。もっとも、それがスポーティ感を高めているといえなくもない。が、従来車に対し、すべてがグレードアップしたと感じること、これはたしかだ。100km/hは5速2000、4速3300、3速4000回転相当。高速走行時の余裕と快適感、そしてアクセル・レスポンスまでもが、とても1.8Lとは思えない実力を持つ。
 さらに注目できるのはフットワーク。2700mmというホイールベースや、高剛性ボディがもたらす乗り味は◎。手ごたえある2.7回転のパワステに応じて、一体感のある走りが見事だ。高速直進安定性もよく、ロール感も自然で扱いやすいので、高速や山道でも頼りがいがある。
 ハイブリッドもまた、一段と力強く、大きな進化を見せる。パワーアップとワイドレシオ化したCVTのマッチングは上々。加速性は、スポーティ感さえ味わえる実力を十分に持ち、マイルドかつしなやかなフットワークがなかなかだ。ただブレーキは、デリケートな操作時には少しばかり一体感に欠けた。
(文:横越光廣 写真:堤 晋一・中村宏祐)
ホンダ シビック インパネまわりはスポーティな造形をみせ、チルト&テレスコ・ステアリングは絶妙なポジションをもたらす。2層式のメーターは、新鮮で若者には支持されそう。 ホンダ シビック 後席スペースはゆったりしていて、さすがに居住性がよい。強いていえば、ルーフが絞られている分、両サイド上部に若干の圧迫感がある。が、総じては快適。
ホンダ シビック 50mm調整できるリフターが有効で、快適かつスポーティなポジションが取れる。1.8GLにオプションのレザーインテリアは、HDDインターナビとセット。 ホンダ シビック シャープで流麗なスタイルにふさわしく、ハイブリッドもまたスポーティな実力を備えている。扱いやすく、乗り心地はマイルド。
ホンダ シビック 従来1.7Lより5kg減、13mm短縮された新開発1.8Lは、VTECを進化させ一段と高効率に。 ホンダ シビック ハイブリッドは95馬力の1.3iーVTECと20馬力のモーターで、ハイパワー&低燃費(31km/L)。
シビック1.8GL(5AT)主要諸元
全長×全幅×全高 4540×1750×1440mm
ホイールベース 2700mm
トレッド前/後 1500/1525mm
車両重量 1240kg
エンジン 直4OHC
総排気量 1799cc
最高出力 140ps/6300rpm
最大トルク 17.7kgm/4300rpm
10・15モード燃費 17.0km/L
サスペンション前/後 ストラット/ダブルウイッシュボーン
ブレーキ前/後 Vディスク/ディスク
タイヤ前後 205/55R16
全国メーカー希望小売り価格
187万9500〜236万2500円万
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