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特徴はどこかレトロモダンなスタイリング。担当したのは300Cのデザイナーだそうだ。大きなメッキグリルとボンネットのプレスラインにその面影を残す。というか、従来のキャブフォワードと違いクラシカルな2ボックスタイプは、トレンドとも言えそうだ。
シャシーフレームは基本的に従来のものを踏襲するが、リヤサスを長年愛用してきた一枚リーフからコイル式に代えるなど新たな試みも見える。パワートレーンも3.3LだったV6・OHVを3.8Lにスープアップ。シリンダー径が変わるなど細部に手が入った。そして駆動方式はFWD。従来はAWDも用意されたが、床下にシートを収納する「Stow'n Go(ストーンゴー)」ではそれは不可能となる。
では実際の走りだが、ホイールベースが伸びたことで直進安定性は明らかに高まった。ロングツアラーといった性格は強まっている。が、乗り心地は思ったよりサスペンションストロークが短いのか、2列目以降ピッチングが少々気になる。個体差もあるので、このあたりは購入前のチェックポイントとしてほしい。それでも、全体的な仕上がりは上々。このサイズが許されるなら、ガレージに納める価値は高い。
(文:丸島辰也 写真:柳田由人)
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