インプレッション:シボレー オプトラワゴン
シボレー オプトラワゴン シボレー オプトラワゴン
■プロフィール
 ゼネラルモーターズ・シボレーブランドの新型車として日本に導入されたオプトラ。すでに北米ではスズキ・フォレンツァとして販売されているモデルだ。オプトラはグローバルなモデルで、エンジンはオーストリアのホールデン、製造は韓国のGM大宇、ブランドはアメリカのGMシボレー、販売は日本のスズキとなる。
 車種体系はセダンとワゴンの2種。搭載エンジンはともに2Lで4ATのみの組み合わせ、駆動方式はFFとなる。
(発表:2005/01/21 UP:2005/02)
シボレーブランドのグローバルワゴンが日本デビュー
 セダン、ワゴンともに試乗したが、今回はワゴンのインプレションをお届けする。
 日本の5ナンバー規格より少し大きめの、全幅1725mmというボディを持つオプトラワゴン。ボディサイズ的にはほんの少し大きいだけだが、乗ってみるとかなり広々とした印象を受ける。ちょっと大きめのシートや、上手な内張りの処理がそうした印象を与えてくれるのだ。
 エンジンはトルク重視のタイプだが、なかなかスッキリと回ってくれる。アクセル操作に対して素直な印象があり、踏み込み量と加速感に一体感がある。
 面白いのはセダンと比べると、カッチリした印象を持っていること。たとえば、道路の継ぎ目などを乗り越えるとき、セダンでは突き上げ感があるが、ワゴンではきっちりと受け流している感じ。逆のパターンはよくある話だが、インパネのデザインなどからも感じるように、ワゴンはスポーティな味つけがされている。
 また、コーナリングの安定感もいい。コーナーへのアプローチから立ち上がってクルマが安定するまでの間、ボディのロールに急激な変化がないのだ。もちろん、ステアリングの切り込み速度を上げれば急激なロールを発生するが、普通に乗っているかぎり、ロール発生から収まるまで自然な動きを示す。
 ノイズもよく抑えられていて、高速クルージングでも気持ちがいい。目立たないタイプのクルマだが、出来はかなり高レベルだ。
(文:諸星陽一 写真:犬塚直樹・森山俊一)
シボレー オプトラワゴン セダンとはまったく異なるデザインを採用するインパネ。ワゴンはよりスポーティな味つけだ。ATセレクターはゲート式で、ホールドモードも備える。ナビゲーションはディーラーオプション。オートエアコン、デュアル&サイドエアバッグは標準装備。 シボレー オプトラワゴン リヤシートセンターにもヘッドレストと3点式シートベルトが装着される。センターアームレストにはカップホルダーも付く。
シボレー オプトラワゴン 写真のレザーシートはオプション、標準はフルファブリックとなる。デュアルリフターとランバーサポートを装備する。 シボレー オプトラワゴン キッチリとしたラインで構成されるリヤまわり。全長はセダンに比べてわずか65mmの延長にとどめられており、バランスのいいスタイルを持っている。
シボレー オプトラワゴン リヤシートは6対4分割のシングルフォールディング方式。ストラットサスだが、処理が上手でラゲッジルームへの張り出しをあまり感じさせない。 シボレー オプトラワゴン スポーティではないものの軽快さは持っているエンジン。トラクションコントロールも標準装備される。
シボレー オプトラワゴンLT(4AT)主要諸元
全長×全幅×全高 4580×1725×1500mm
ホイールベース 2600mm
トレッド前/後 1480mm
車両重量 1320kg
エンジン 直4DOHC
総排気量 1998cc
最高出力 126ps/5600rpm
最大トルク 18.0kgm/4000rpm
10・15モード燃費 8.0km/L
サスペンション前/後 ストラット
ブレーキ前/後 Vディスク/ディスク
タイヤ前後 195/55R15
バリエーション&価格
オプトラワゴンLT 183万7500円
※価格は全国メーカー希望小売り価格。
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