インプレッション:日産 ブルーバードシルフィ
日産 ブルーバードシルフィ 日産 ブルーバードシルフィ
■プロフィール
 女性に喜ばれる優しさと高級感がそもそもシルフィの持ち味。そんな特徴が、最新モデルでは強調された。開発テーマの「美しい」「心地よい」「優しい」という3つのキーワードが生かされている。エンジンは1.5L、2Lの2タイプで、主力となる後者はCVT。FFが基本で、4ATの1.5Lにはe-4WDも用意される。
(発表:2005/12/21 UP:2006/2)
走行フィールや乗りやすさなど、クルマから伝わる優しさが心地よい
 第一印象をひと言で語れば、「シルフィは一段とシルフィらしくなった」となる。ソフトタッチのシートに座りスタートすると、マイルドな性格に「なるほど」と感じ入る。これほど徹底していれば言うことなしだ。
 第一に3.2回転のパワステは軽く、クセがなくて扱いやすい。ただ軽いというだけでなく、好フィールをもたらすだけに好感が持てるのだ。そしてまた、乗り心地がソフト。乗員のだれもがソフトなフィールを体感できるはずだ。とくに女性は好感をいだくことだろう。わかりやすい優しさ、高級感がシルフィのイメージを高めるはずだ。
 でも、それでハンドリングがおろそかになっては話にならない。たしかに、速いコーナリングではロールが大きくなるが、違和感もなければステア特性が急変することもなし。むしろ、コーナリング状況がわかりやすいという意味において、万人向きと言えるだろう。また、マイルドなシルフィでハイポテンシャルを求める向きは考えられない。
 加速フィールは軽快スムーズ。エンジンのトルクバンドは広く、CVTとのマッチングもよい。発進、停止をひんぱんに繰り返す市街地はもとより、郊外路を流してもなかなかスムーズだ。必要があって積極的に加速する場合でも、まず不足は感じさせない。もちろん高速道路においてもだ。100km/hは1800回転足らずで、快適そのもの。唯一気になるのは、高回転域でのノイズが若干耳につくことだ。
(文:横越光廣 写真:犬塚直樹)
日産 ブルーバードシルフィ 立体感のあるインパネまわりは、機能的でデザインもよい。小径の3スポークステアリングは操作性がよく、スイッチ類も扱いやすい。ハンドバッグが入る大容量のコンソールボックスは重宝だ。 日産 ブルーバードシルフィ モダンなシェルシェイプのシートは、サイズもタッチも好感触。スペースは広く、ゆったりくつろげる。上級感があり、自信を持って大事な人を乗せられる。
日産 ブルーバードシルフィ シートは、よい意味でスポンジーで体を優しく包んでくれる。とくにスリムな女性には最高の感触、サポート性をもたらすことだろう。60mmのリフト量は有効。 日産 ブルーバードシルフィ ティアナをイメージさせるエレガントなスタイルと、その内容たるや従来より格段にグレードアップ。ホイールベースは165mm増の2700mm。
日産 ブルーバードシルフィ 有効室内長×後席ニールームは1876×680mmと断然の広さ。それはラゲッジルームにもあてはまる。開口部は広く、容量が504Lもあるから使い勝手抜群。 日産 ブルーバードシルフィ 主力となるMR20DEエンジンは、2000回転から最大トルクの90%を発生するトルクフルさが扱いやすさのキメ手。
ブルーバードシルフィ20G(CVT)主要諸元
全長×全幅×全高 4610×1695×1510mm
ホイールベース 2700mm
トレッド前/後 1475/1480mm
車両重量 1230kg
エンジン 直4DOHC
総排気量 1997cc
最高出力 133ps/5200rpm
最大トルク 19.5kgm/4400rpm
10・15モード燃費 16.0km/L
サスペンション前/後 ストラット/トーションビーム
ブレーキ前/後 Vディスク/L&Tドラム
タイヤ前後 195/60R16
全国メーカー希望小売り価格
178万5000〜231万円
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