インプレッション:マツダ アクセラ 20S
マツダ アクセラ 20S マツダ アクセラ 20S
■プロフィール
 アクセラ20Cをべースに、23Sのエアロバンパーなどで外装面をリファイン、16インチホイール/タイヤなどでスポーツ性を高めたのが新登場の20Sだ。アクセラ4ドア、同スポーツ5ドアに設定されるが、ハイチューン化されているわけではなくても、いい味を出している。
(発表:2004/10/21 UP:2005/1)
好バランスで勝負の軽快スポーティ車
 もともとアクセラは、スポーティな性格を身につけている。上級な23Sはともかく、20Cでも軽快な走りっぷりは持ち味のひとつであった。新グレードの20Sは、その20Cとパワートレーンは同様で、最高150馬力/6500回転の2L DOHCに4ATという組み合わせにとどまる。が、高回転まで軽やかスムーズに吹け上がるだけに、加速フィールは活き活きとしたもの。
 Dレンジフル加速では、7000回転レッドのところ6750回転まで引っ張れるのだから、それもそのはずだ。実際、急勾配をともなう山道を走っても、パワーに不足を感じることはなかった。少なくとも、2L150馬力とは思えない力感と軽快さが気に入った。
 もちろん4ATアクティブマチックのシーケンシャルMT操作で、スポーツ度はアップ。走りが好きな若い世代に喜ばれることうけあいだ。
 ちょうどいいパワーと感じるのは、シャシー性能とのバランスがとれているからだ。2.9回転のパワステは、軽くシャープ。切り始めのクイック感はなかなかで、一体感もある。強いていうなら、積極的に操作すると少しばかり剛性不足が気になり、持ち前の一体感がかすむ。
 とはいいつつも、フットワークは軽快でツイスティなコースを走って楽しめる。195/65R15インチの20Cに対し、205/55R16インチタイヤを履くだけのことはあって、ロードホールディングは明らかに高まった。サスストロークを十分にとってのねばり腰。それが20Sのコーナリングフィール。乗り心地がよいことも見逃せない特徴だ。ただ、バンピーな道路でのコーナリング時に見られるフロントサス周辺からのきしみ音と頼りない手ごたえは残念。
(文:横越光廣 写真:犬塚直樹)
マツダ アクセラ 20S テレスコ&チルト機能付きの本革巻きステアリングは小径で手にしっくり。3連メーターとセンターコンソールまわりのデザインはアクティブによくまとまっている。ただ、特徴的な照明類はうるさく感じることも。 マツダ アクセラ 20S クラストップレベルの居住性を持つ。ヘッド/レッグルームともにゆとりのスペースだ。ゆったりしたシートの座り心地がよく、プレミアム感が味わえる。
マツダ アクセラ 20S ケットタイプのシートは形状、感触ともにグッド。前後調整幅は250mmと大きく、上下は55mmもアジャスト可能。なかでもラチェット式のリフターが有効。 マツダ アクセラ 20S ボリューム感があってキャラクターラインが引き立つのがアクセラ。新たに採用の前後大型エアロバンパー、サイドアンダースポイラー、スポーティグリルなどで魅力度アップ。
マツダ アクセラ 20S 荷室は低床、ワイドで使い勝手がよい。床下収納ボックスなど全体にユーティリティ抜群。 マツダ アクセラ 20S MZRは吸気のバルタイを最適に電子制御するS-VTを採用。後方排気により、触媒コンバーターとの連係が高まり、浄化作用が向上。
アクセラスポーツ 20S(4AT)主要諸元
全長×全幅×全高 4485×1745×1465mm
ホイールベース 2640mm
トレッド前/後 1530/1515mm
車両重量 1270kg
エンジン 直4DOHC
総排気量 1998cc
最高出力 150ps/6500rpm
最大トルク 18.7kgm/4500rpm
10・15モード燃費 13.8km/L
サスペンション前/後 ストラット/マルチリンク
ブレーキ前/後 Vディスク/ディスク
タイヤ前後 205/55R16
全国メーカー希望小売価格
20S 197万4000円
※アクセラセダンとアクセラスポーツは同一価格となります。
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