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試乗したのはドイツ・ミュンヘン近郊。日本に導入されるのは2Lクワトロと1.8Lと1.4LのFFのスポーツバック。なかでも目玉になりそうな新パワーユニット1.4L TFSIエンジンと7速Sトロニック搭載モデルを紹介しよう。
TDI(ディーゼル)エンジンの直噴+過給の技術を応用したこのエンジンは、過給の力でパワーをコントロールするのが特徴。排気ガス量が少なくても、トルクの減少を抑えることができるよう、インテークマニホールドに組み込まれた水冷式インタークーラーと小径ターボチャージャーの採用がポイントとなる。低回転域でのパワフルさをメインに開発されているので、3000回転以下の実用領域では、2LFSIエンジンよりパワフルなのだ。
組み合わされる7速Sトロニックトランスミッションは、250Nmまでの小排気量エンジンにしか対応できないが、多段化による燃費の向上と冷却用オイル不要の乾式クラッチの採用でより地球に優しい。また1速のギヤ比をより低く設定できるようになったので、発進時のガクガク感がなくなり、さらに1速ギヤとリバースギヤのシャフトが別々になったので、前進と後退を繰り返す車庫入れ時などのギヤの切り替えがスムーズにできるようになった。
足まわりもリヤのサスペンションが4リンクとなり横剛性が高まったうえ、軽量化されたパワーユニットのおかげでとにかく頭まわりが軽く、ワインディングを駆け抜けるのに打ってつけの1台に仕上がっているのである。
さらにスポーツバックの発売に合わせていよいよS3も日本導入されることになり、またまたA3旋風が巻き起こりそうだ。
(文:竹岡 圭 写真:アウディ・ジャパン)
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