インプレッション:三菱 エアトレック
三菱 エアトレック 三菱 エアトレック
■プロフィール
 ランサー系シャシーを用いてSUVに仕立て上げたのがエアトレック。デビューは平成13年で、14年にターボモデル、15年にスポーツギアの追加を受けている。
 今回のマイナーチェンジの最大のポイントは、2.4Lエンジンを従来の筒内直接噴射のGDIから、通常噴射のMIVECに変更したこと。また、上級の新グレードであるスポーツギアSも追加された。
 グレード展開も見直され、126馬力の2Lが20V(FF)のみ。240馬力の2LターボがターボR(4WD)のみ。160馬力の2.4Lはスポーツギア系にのみ搭載され、スポーツギアとスポーツギアSの2モデル(ともにFFと4WDがあり)となった。
(発表:2004/1/20 UP:2004/4)
新搭載の2.4Lエンジンが走りの質を向上
 今回試乗をしたのは、新しい2.4Lエンジンを搭載する最上級グレードのスポーツギアSの4WD。従来型GDIに比べ27馬力アップされたこのエンジンの搭載により、エアトレックはよりミドルSUVとしての素性をよくしたと言える。
 従来のエンジンラインアップのなかでは、比較的、車格とのマッチングがよかった2.4LGDIだが、それでもトルク不足は隠しきれない部分だった。それが今回の160馬力仕様の搭載で解決している。
 なによりも高速道路を巡航しているときのしっかり感と、そこからアクセルを踏み込んでいったときの中間加速のよさが気持ちいい。ただ、GDI時代に比べてエンジンのノイズも減り、全体としての静粛性が高くなった分、駆動系ノイズが多少耳につくようになったのが残念。
 スポーツギア系はラフロードでの走行性能を向上するため、ターボRに対し110mm車高を上げているため、コーナリング時のロールなどは大きめ。オンロードでは多少フロントタイヤの動きに落ちつき感がないのが、気になる部分だ。
(文:諸星陽一 写真:犬塚直樹)
三菱 エアトレック 写真のインパネにはオプションのDVDナビ(MMCS=三菱マルチコミュニケーション・システム)が装着されている。標準仕様はナビモニターの部分に、アナログ時計が装着される。 三菱 エアトレック フロント&セカンドシートともに、スポーツギアSとターボRはシースルータイプのヘッドレストを装着しスポーティイメージを追求。
三菱 エアトレック 従来の豊富なインテリアカラーは廃止され、スポーツギア系は写真のグレー基調の内装色のみに統一されることになった。 三菱 エアトレック テールゲート、テールゲートガラス、リヤコンビランプ、リヤスポイラ−などが一新されたリヤまわりのデザイン。スポーツギアSには、厚みのあるフェンダーアーチモールが装着され、全幅が30mm広くなっている。
三菱 エアトレック ラゲッジルームのスペースアップは6対4分割可倒式。シングルフォールディングタイプだが、ほぼフラットに荷室空間を広げることができる。 三菱 エアトレック 通常噴射方式に切り替えられた2.4Lエンジン。ミッションはマニュアル操作も可能な4ATが組み合わされている。
エアトレック スポーツギアS(4AT)主要諸元
全長×全幅×全高 4550×1780×1685mm
ホイールベース 2625mm
トレッド前/後 1495mm/1505mm
車両重量 1410kg
エンジン 直4OHC
総排気量 2378cc
最高出力 160ps/5750rpm
最大トルク 21.9kgm/4000rpm
10・15モード燃費 11.4km/L
サスペンション前/後 ストラット/マルチリンク
ブレーキ前/後 Vディスク/ディスク
タイヤ前後 215/60R16
全国メーカー希望小売価格 (単位=万円)
20V 2WD 194.25
スポーツギア 2WD/4WD 205.80/221.55
スポーツギアS 2WD/4WD 216.30/232.05
ターボR 4WD 241.50
※表示価格は消費税込みの価格となります。
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