インプレッション:メルセデス・ベンツ A200 ターボアバンギャルド
メルセデス・ベンツ A200 ターボアバンギャルド メルセデス・ベンツ A200 ターボアバンギャルド
■プロフィール
 ひとまわりサイズアップし、プレミアム感を高めた2代目Aクラスは、日本でも好調な売れ行きを見せている。平成17年2月の導入以来、9月までに7200台強を販売。さらにA200ターボアバンギャルドの登場で、A170、A200とのタッグを組んで、ますます商品力がアップ。
(発表:2005/11/11 UP:2005/11)
分厚いトルクが生むマイルドかつスポーティな抜群のドライバビリティ
 もともとAクラスの加速性能の特徴は、ドライバビリティを重視していること。それが、A200ターボアバンギャルドでは、極まったと言ってもいいだろう。A200の最高136ps/5500rpmから193ps/4850rpmへパワーアップ。最高出力発生回転数が低められていることに注目してほしい。しかも、最大トルクの28.6kgmを1800〜4850rpmにわたって発生し、A200の18.9kgm/3500〜4000rpmとの差は数値上にも明らかだ。
 試乗スタート直後に、特徴的なアバンギャルドのトルク特性は体感することができた。フルアクセルをくれても、強烈にスパートするわけではなく、ピーキーさはまったく感じられない。一瞬のキレ味で勝負するのではなく、分厚いトルクにより、低速域からなだらかだが確実に昇りつめるというタイプで、速さを感じさせずに速い。それもかなりの実力派で、ふと気づくと思いがけない高速に達し、まだまだ加速途中。マイルドだがなみなみとしたトルク感を発揮するターボパワーと、ナイスマッチの7MTモード付CVTがもたらすスムーズさ、力感、扱いやすさには感心させられた。100km/hは7速1900、6速2200、5速2800、4速3800回転たらずで、余裕しゃくしゃく、快適な高速巡航に大満足。
 サスペンションは、強化されているとはいえフロントがソフトめ。フルパワーをかけてのコーナリングでは、アンダーが急激に強まりそうだが、意外なほど安定姿勢を保ちスムーズさをそこなわない。2.8回転のパワステは、軽めだがとくにクイックではなく、安定志向といえる。
(文:横越光廣 写真:犬塚直樹)
メルセデス・ベンツ A200 ターボアバンギャルド テレスコ&チルト機構付きの3本スポークステアリングは、径や形状、リムが手になじむ。機能的に配置されたメーター、スイッチ類は見やすく操作性もよい。ペダルはステンレス製。 メルセデス・ベンツ A200 ターボアバンギャルド プレミアム・コンパクトというにふさわしく、後席の居住性は快適だ。1対2分割可倒式シートバックと、座面ダブルフォールディングで全面フラットに。
メルセデス・ベンツ A200 ターボアバンギャルド 人工皮革とセンター部がファブリック地のシートは、座り心地はよい。フロアは高めだが、腰高感がないのがAクラスの特徴。ラチェット式リフターが有効。 メルセデス・ベンツ A200 ターボアバンギャルド 標準車と比べ全高と地上高が10mm低いターボは、7Jの7スポークアルミホイールに215/45R17インチラジアルを装着しスポーティだ。
メルセデス・ベンツ A200 ターボアバンギャルド 床がフラットなラゲッジルームは、使い勝手がよい。標準時でも387L、最大1332Lと広いスペースを持つ。 メルセデス・ベンツ A200 ターボアバンギャルド 新型Aクラス専用設計の小型軽量エンジンは、ターボ装備によってパワーアップ。なんと1800から4850回転まで最大トルクを発生し続ける。
メルセデス・ベンツA200ターボアバンジャルド(CVT)主要諸元
全長×全幅×全高 3850×1765×1585mm
ホイールベース 2570mm
トレッド前/後 1535/1530mm
車両重量 1370kg
エンジン 直4OHC
総排気量 2034cc
最高出力 193ps/4850rpm
最大トルク 28.6kgm/1800〜4850rpm
10・15モード燃費 11.4km/L
サスペンション前/後 ストラット/トーションビーム
ブレーキ前/後 Vディスク/ディスク
タイヤ前後 215/45R17
全国メーカー希望小売り価格
A200ターボアバンギャルド 346万5000円
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