インプレッション:アウディ A4
アウディ A4 アウディ A4
■プロフィール
 着々と進化してきたアウディA4は、第7世代となってますますレベルアップ。とくに注目できるのは、2種類の新開発FSI(直噴)エンジン。直4の2Lターボと3.2L V6で、クワトロ専用の6速ティプトロニックATが組み合わされる。さらにエントリーモデルとして、2L+7速MTモード付きCVTがラインアップと、A4陣営は商品力もあり強固だ。
(発表:2005/2/15 UP:2005/5)
上質なインテリアとダイナミックな走り。新型A4は新生アウディの大本命
 2L FSIのなかで、すべてにおいてインパクトがあったのが、2.0 TFSIクワトロ。最高200馬力のエンジンは、全域にわたりトルクフルで、軽やか。レスポンスが鋭く、ターボラグを感じさせない自然さが、素性のよさを物語る。Dレンジフル加速では、6800回転レッドゾーンに近い6500〜6700回転でシフト。アクセル操作に応じて一気に高まりを見せるという調子だ。
 パワフルなエンジンをクロスレシオの6ATがキメ細やかに、さらにクワトロシステムがきっちりと路面に伝えるという万全のフォーメーションがイメージできるほど。アクセルのオンオフを頻繁にくり返したときなど、そのレスポンス、スムーズさたるや一級品だ。
 100km/hは6速2100、5速2600、4速3400、3速4400回転足らず。軽やかスムーズなエンジンとともに、十二分な余裕に満足。快適性も2Lレベルをはるかに超える。高速直進安定性が優れているだけになおさらだ。
 さらに、プレミアム・ミディアムとして存在感を高めるのは、重厚感のある乗り味。S4やA6から流用したサス系の軽合金コンポーネントはバネ下重量を軽減し、ビシッとしているが程よいマイルド感をもたらす。しかも、クワトロ・システムとピタリとはまり、コーナーではオンザレール感覚の絶妙な走りにホレボレだ。
(文:横越光廣 写真:内藤敬仁)
アウディ A4 2.8回転の軽いパワステは、テレスコ&チルト機構付きの本革4本スポーク。メーターは見やすく全体に機能的なデザインだが、プレミアム感を漂わせるところはさすが。 アウディ A4 後席は断然の広さはないが、プレミアム感が心地よい。スペース的にはレッグスペースは十分、ヘッドスペースはルーフが絞られている分、圧迫感を覚える。
アウディ A4 シートは形状がよく、フィット感とソフトめの座り心地も好印象。ポジションも取りやすい。これなら長距離を走っても、無用な疲労感は与えないはず。 アウディ A4 先代比で、全長30mm、前/後のオーバーハングで10/20mm拡大。大胆なシングルフレームグリルなどが、ダイナミックさと優雅さを表現する。
アウディ A4 トランクリッドは90度+αと大きく開く。ただ大きい荷物の出し入れはいまいち。分割可倒式の後席をうまく使うのがポイント。 アウディ A4 FSIターボはハイレスポンスで、1800〜5000回転まで最大トルクを維持。2本のバランスシャフトがスムーズさを保つ。
アウディ A4 2.0 TFSI クワトロ(6AT)主要諸元
全長×全幅×全高 4585×1770×1430mm
ホイールベース 2645mm
トレッド前/後 1510/1505mm
車両重量 1630kg
エンジン 直4DOHCターボ
総排気量 1984cc
最高出力 200ps/5100〜6000rpm
最大トルク 28.5kgm/1800〜5000rpm
サスペンション前/後 4リンク/トラペゾイダル
ブレーキ前/後 Vディスク/ディスク
タイヤ前後 215/55R16
バリエーション&価格
A4 2.0 388万円
A4 2.0 TFSI クワトロ 470万円
A4 3.2 FSI クワトロ 595万円
A4アバント 2.0 406万円
A4アバント 2.0 TFSI クワトロ 488万円
A4アバント 3.2 FSI クワトロ 613万円
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