インプレッション:BMW 3シリーズツーリング
BMW 3シリーズツーリング BMW 3シリーズツーリング
■プロフィール
 サルーンに続き、最新の3シリーズ・ツーリングが待望の日本上陸。第4世代となって、ますます完成度を高め、ルックスも走りもユーティリティも、高いレベルでバランスされたスポーティワゴンにグレードアップ。BMWの勢いをそのままに、一段と魅力を増した。
(発表:2005/10/11 UP:2006/1)
走り、実用性、ステータス……トータルバランスに優れたスポーツワゴン
 マグネシウム合金とアルミ合金によって軽量化された直6DOHCは、BMW自慢のバルブトロニックにより、全域にわたってスムーズな吹き上がりを見せる。すでにサルーンではおなじみとなった特性を、ツーリングは忠実なまでに受け継ぐということだ。すなわち、Dレンジフル加速時には、レッドゾーンの始まる7000回転近くのシフトまでストレスなく軽やかスムーズに吹け、スポーツフィールを十分に味わえる。さらにシーケンシャルMTモードを駆使すれば、存分に堪能できるのだ。レスポンスのよさは、あらゆるスピード域からの加速で味わえる。
 直6と6ATとのマッチングのよさは、今の時代のトップレベルと言える。0−100km/h7.9秒、最高速240km/hの実力はダテではないことも知らされる。ちなみに100km/hは6速2100、5速2600、4速3400、3速4400、2速6800回転相当。加速性ばかりか、耳に軽やかなエンジン音は心地よい。
 直6の軽量化により重量配分を50対50に。それが3シリーズの優れたハンドリングに生かされた。そんな特徴は、ツーリングでも変わりなし。好バランスで、路面によって少々ゴツゴツしても上質感のある乗り心地を併せ持つところにも納得がいく。
 それにしても、ツーリングであるにもかかわらず、このハンドリングのスポーティさとコントローラブルさは大いに評価できる。オプションのアクティブステアリングは、1.8回転とクイックで、操作フィールも自然になった。スタビリティは高く、一体感もある。加速性と相まって走って楽しめるワゴン、それが325iツーリングだ。
(文:横越光廣 写真:犬塚直樹)
BMW 3シリーズツーリング テレスコ&チルトのレザーステアリングは各種スイッチ付きで便利。HDDナビとコントローラを備えたオプションのiDriveなど、スイッチ類は操作性のよいユニバーサルデザイン。 BMW 3シリーズツーリング 後席はスペースはもとより、シート自体のサイズにゆとりがあって、リビングのソファ感覚が味わえる。6対4分割可倒式で、使い勝手の幅を広げる。
BMW 3シリーズツーリング ハイラインパッケージのダコタレザーシートは、高級感満点。前席は電動式で、フルリクライニング、前後、座面の角度、高さを調節可。ポジションは上々。 BMW 3シリーズツーリング スタイルはダイナミックかつ優美で、じつに魅力的だ。テールゲートには独立開閉式のガラスハッチが備わり、実用性もハイレベル。
BMW 3シリーズツーリング ラゲッジルームは460〜1385Lとワイド。さらに上級感もあって使い勝手がよい。ラゲッジエリアカバーも有効。 BMW 3シリーズツーリング スロットルバタフライを介さず、吸気バルブのリフト量を無段階可変制御してオールラウンドで燃費も向上。
BMW 325iツーリング(6AT)主要諸元
全長×全幅×全高 4525×1815×1450mm
ホイールベース 2760mm
トレッド前/後 1500/1515mm
車両重量 1580kg
エンジン 直6DOHC
総排気量 2496cc
最高出力 218ps/6500rpm
最大トルク 25.5kgm/2750〜4250rpm
10・15モード燃費 9.9km/L
サスペンション前/後 ストラット/5リンク
ブレーキ前後 Vディスク
タイヤ前後 225/50R16
全国メーカー希望小売り価格
550万〜610万円
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